技術を高めながら次世代につないでいきたい
工務第一課左官班 / 阪中 楽(29)
-- 大学入学で宮崎に
沖縄県の高校を卒業し、大学入学をきっかけに宮崎へきました。大学時代はラグビーや登山、ワンダーフォーゲルなど、どちらかというとアウトドア系な日々を過ごしていました。
将来について特になにかをやりたいということはなく。就活をはじめたのは3年生になってからでしたね。
-- サンエクとの出会い
大学4年の11月に行われていた就職説明会に参加して、話を聞いたのがきっかけでした。とりわけ業種に興味があったわけではなかったのですが、会社の概要を丁寧に説明していただいているうちに、物づくりというか、一から形を造り上げていくということが、やりがいがありそうだなと思ったんです。
-- 新卒で入社
先輩方がすごくいろいろ作ってるのを見て、本当すごいなと思いました。自分は入社したばかりで、右も左も分からない状態だったので、とりあえず現場への資材搬入とか、先輩方のお手伝いをしていました。あまりその現場にちゃんと一から関わるということはなかったんですが、しばらくすると職人さんについてお手伝いしながら勉強したりしているうちに、1人でやらせてもらえるようになってきました。
-- 現場7年目
今やっと少しずつ、1人で現場を回してもらえるようになりました。現在は左官仕事がメインで、壁を塗ったり、コンクリートをならしたり、ブロックを積んだり。物づくりの仕事はとても面白いですね。結構神経を使う作業もあったりして、細かい作業自体は苦手なんですけど、仕事ならできちゃいますね(笑)思い通りにいかなくてイライラすることもあるんですけど、やっぱり綺麗にできた時は気持ちがいいし、どうすれば上手くいくかなって考えながら仕事をするのが楽しいですね。まだまだ分からないことがたくさんあるので、都度職人さんにいろいろ教えてもらったりしています。
-- これからの展望
これまで失敗も辛いこともありましたが、現場に一から関わって、どういう仕上がりになるのかを考えたり、図面と現場の状況を照らし合わせて作業したり、とてもやりがいを感じています。想像力はもちろん、現場での経験値が大切だと思いますのでしっかり任された業務を達成していきたいです。先輩方たちはとても丁寧に指導してくださるし、30代~ベテランの方もいるんですけど、何でも聞きやすいですし、聞いたらすぐ教えてくれる。自分もそんな先輩になりたいなと思います。左官の技術を高めながらも、新しく入社してくる後輩にこれまで自分が教えてもらった技術を伝えていきたいですね。